LIBRIA USER GUIDE

日本語マニュアル

Libriaを初めて使う方に向けて、写真フォルダの登録から検索、外付けドライブやNASの扱いまで順番に説明します。

対象
Libria macOS版
Version
1.0
Build
5

01

Libriaについて

Libriaは、Mac上の写真フォルダを登録して、一覧表示や検索を行う写真ライブラリアプリです。写真をLibria専用の場所へ移動せず、普段使用しているフォルダをそのまま利用できます。

Libriaは元の写真を変更しません。サムネイル、プレビュー、検索用データ、AI検索用データはMac上に作成されます。

02

動作環境と必要な空き容量

動作環境

  • macOS 14.0以降
  • Apple Silicon搭載Mac
  • 写真とLibriaのローカルデータを保存できる空き容量

空き容量の目安

インストールと初回処理に備えて、8 GB以上の空き容量を確保することをおすすめします。これは安全を見込んだ推奨値で、動作に必要な厳密な下限ではありません。

参考として、アプリ本体は約0.9 GBです。約5,000枚の写真を登録した測定環境では、サムネイル、プレビュー、検索用データ、AI検索用データなどが約3.7 GBになりました。実際の使用量は写真の枚数、形式、RAW写真の割合、再処理の状況によって変わります。

03

インストールと起動

Mac App Storeからインストールする

  1. Mac App StoreのLibriaページを開きます。
  2. Mac App Storeに表示される入手ボタンを選び、案内に従ってインストールします。
  3. インストールが完了したら、Launchpadまたは「アプリケーション」フォルダから「Libria」を開きます。

写真フォルダがまだ登録されていない場合は、次の初回画面が表示されます。

  • 見出し: 「Libriaへようこそ」
  • 説明: 「写真フォルダを追加して、AI検索用のライブラリを作成します。」
  • ボタン: 「フォルダを追加」

04

無料体験とフルアンロックの購入

14日間の無料体験を開始する

  1. 初回画面中央の「フォルダを追加」を選びます。
  2. 「この機能を利用するにはTrialまたはFull Unlockが必要です。」と表示されたら、「購入情報を表示」を選びます。
  3. 購入情報画面で無料トライアルの説明を確認し、「14日間の試用を開始」を選びます。
  4. macOSの案内が表示されたら、内容を確認して操作を続けます。
  5. Libriaへ戻り、トライアルの状態を確認します。

Macの利用状況によっては、Appleメディアサービスへのサインインを求められる場合があります。

無料体験中は、写真の登録、通常検索、AI検索、類似写真など、Libriaの機能を試すことができます。

フルアンロックを購入する

  1. 初回画面中央の「フォルダを追加」を選び、ライセンス通知の「購入情報を表示」を選びます。「設定」→「情報 / ライセンス」→「購入情報」から開くこともできます。
  2. フルアンロックの価格と説明を確認し、「購入する」を選びます。
  3. Mac App Storeの案内に従って購入を完了します。

購入情報画面では、無料トライアル、Full Unlock、「購入を復元」を確認できます。

05

最初の写真フォルダを登録する

写真が保存されているフォルダをLibriaへ登録します。登録しても、写真は別の場所へコピーされません。

  1. 初回画面中央の「フォルダを追加」を選びます。
  2. 「この機能を利用するにはTrialまたはFull Unlockが必要です。」と表示された場合は、「購入情報を表示」を選び、無料トライアルまたはFull Unlockを有効にします。「後で」を選ぶと、フォルダ登録を続けずに通知を閉じます。
  3. ライセンスが有効になった後、フォルダ選択画面が表示されていなければ、初回画面中央の「フォルダを追加」をもう一度選びます。
  4. フォルダ選択画面で、写真が保存されているフォルダを選びます。
  5. 選択したフォルダが登録されると、サイドバーまたは「設定」→「写真フォルダ」の「登録済みフォルダ」に表示されます。
  6. 写真が表示されない場合は、「全フォルダを再スキャン」を選びます。

macOSからフォルダへの追加アクセス確認を求められた場合は、対象を確認して許可してください。表示の有無はMacの設定やフォルダの保存場所によって異なります。

06

写真ライブラリの準備

登録したフォルダをスキャンすると、写真の一覧表示と検索に必要なデータがMac上に作成されます。

写真の一覧と、準備完了になったライブラリ状態を表示するLibria
ライブラリの準備が済むと、写真の一覧と「準備完了」が表示されます。 画像を拡大

写真が表示されない場合に再スキャンする

  1. 「設定」を開きます。
  2. 「ライブラリと検索」を選びます。
  3. 「ライブラリの更新」で、その他の操作メニューを開きます。
  4. 「全フォルダを再スキャン」を選びます。
  5. 処理が完了したら、「すべての写真」を開いて写真を確認します。

後から追加・変更した写真を反映する

  1. 「設定」→「ライブラリと検索」を開きます。
  2. 「変更を確認」を選びます。この時点ではライブラリを更新しません。
  3. 追加または更新された写真が検出されたら、その他の操作メニューから「検出した変更だけ更新」を選びます。

09

検索範囲をフォルダで絞り込む

  1. サイドバーの「フォルダ」から、検索対象にしたい登録フォルダを選びます。
  2. 検索欄へ言葉を入力し、Returnを押します。
  3. 選択したフォルダ内の写真だけが検索対象になります。

ライブラリ全体へ戻す場合は、サイドバーの「すべての写真」を選びます。検索条件に表示された「フォルダ」の条件を解除する方法もあります。

10

カメラ・レンズ・撮影条件で絞り込む

検索ツールバーの「フィルタ」から、次の条件を選べます。

  • ファイル形式
  • カメラ
  • レンズ
  • F値
  • 焦点距離
  • シャッター速度
  • 年・月・日
  1. 検索ツールバーの「フィルタ」を選びます。
  2. 左側のカテゴリから条件の種類を選びます。
  3. 候補が多い場合は、「値を検索」へ値の一部を入力して候補を絞り込みます。候補を選ぶまでは写真の条件には追加されません。
  4. 使用する値を選びます。選んだ時点で条件が適用されます。同じカテゴリ内で複数選択した値は、いずれかに一致する写真が対象になります。
  5. 別のカテゴリも選ぶと、両方の条件に一致する写真へ絞り込まれます。
  6. 設定が終わったら、フィルターパネル右上の閉じるボタンを選びます。

F値は「F4」、シャッター速度は「1/60s」のように表示されます。カメラ名は、写真に記録された製造元とモデルを連結して表示します。

カメラと撮影年の条件チップで写真を絞り込んだLibria
選んだ撮影条件はすぐに適用され、画面上部の条件チップで確認できます。 画像を拡大

範囲を指定する

F値、焦点距離、シャッター速度では「範囲指定」を利用できます。

  1. 対象カテゴリで「範囲指定」を開きます。
  2. F値と焦点距離は最小・最大、シャッター速度は最短・最長を入力します。片方だけを指定することもできます。
  3. シャッター速度は「1/250」のような形式で入力します。
  4. 「適用」を選びます。

11

検索条件を解除する

一つの条件だけを解除する

  1. 検索ツールバーに表示されている条件を確認します。
  2. 解除したい条件の削除ボタンを選びます。

フィルターをまとめて解除する

  1. 「フィルタ」を開きます。
  2. 「すべてクリア」を選びます。

検索全体を解除する

検索結果画面の「検索を解除」またはツールバーの「クリア」を選びます。

12

写真を閲覧する

写真を詳しく見る

  1. 写真一覧の写真を単クリックして、詳細表示を開きます。
  2. 「情報」で、撮影日時、カメラ、レンズ、F値、シャッター速度、焦点距離、ファイル形式、画像サイズなどを確認します。
  3. 写真へフォーカスして+を押すと拡大できます。拡大後は写真をドラッグして表示位置を移動できます。
  4. 「前へ」または「次へ」で前後の写真へ移動します。
写真を大きく表示し、撮影情報と類似写真を右側に表示するLibriaの詳細画面
写真詳細では、撮影情報、前後移動、Finder表示、お気に入り、類似写真を利用できます。 画像を拡大

お気に入りへ追加する

写真カードまたは写真詳細の星を選びます。追加した写真は、サイドバーの「お気に入り」でまとめて表示できます。解除する場合は、星をもう一度選びます。

お気に入りがない場合は、「0枚の写真」「お気に入りに登録した写真はまだありません」と表示されます。

お気に入りに追加した写真を一覧表示するLibria
星を付けた写真は、サイドバーの「お気に入り」でまとめて確認できます。 画像を拡大

同じ日に撮影した写真を見る

撮影日時が記録されている写真では、「同日撮影写真」を選ぶと年・月・日の3条件が同時に適用され、同じ日に撮影した写真へ絞り込めます。

元ファイルをFinderで確認する

写真詳細の「Finderで表示」を選びます。元ファイルが移動・削除されている場合や、保存先が接続されていない場合は表示できません。

類似写真を見る

詳細画面の「類似写真」には、選択中の写真に近い候補が自動的に表示されます。候補を選んでも検索条件チップは作られません。候補は常に完全・正確とは限りません。

写真を並び替える

写真一覧の「並び替え」から、次の順序を選べます。選ぶとすぐに一覧へ反映されます。

  • 撮影日時 新しい順
  • 撮影日時 古い順
  • ファイル名 A-Z
  • ファイル名 Z-A

13

登録フォルダを管理する

登録場所を変更する

  1. 「設定」→「写真フォルダ」を開きます。
  2. 対象フォルダの「場所を変更」を選びます。
  3. 移動後のフォルダ、またはアクセス権を設定し直す同じフォルダを選びます。
  4. 必要に応じて「ライブラリと検索」で変更確認または再スキャンを行います。

登録を解除する

  1. 「設定」→「写真フォルダ」を開きます。
  2. 対象フォルダの「登録を解除」を選びます。
  3. 「登録フォルダを解除しますか?」と表示されたら対象を確認します。
  4. 「登録を解除」を選びます。

14

外付けドライブ・NASを利用する

外付けドライブやNAS上のフォルダも登録できます。Libriaは写真をMacへコピーしないため、元の写真を開くときや再処理するときは登録先へアクセスできる必要があります。

切断された場合

  1. 外付けドライブをMacへ接続するか、FinderでNASのネットワーク共有へ接続します。
  2. 「設定」→「ライブラリと検索」を開きます。
  3. その他の操作メニューから「フォルダの接続状態を再確認」を選びます。
  4. NASの内容を更新する場合は、「写真フォルダ」で対象の「このフォルダを再スキャン」を選びます。

切断中も、保存済みのサムネイルとメタデータは利用できます。ただし、元ファイルを必要とする拡大表示やFinderでの表示などは利用できない場合があります。

16

写真が見つからない場合

欠落した写真を確認する

  1. 「設定」→「ライブラリと検索」を開きます。
  2. 「変更を確認」を選びます。
  3. 見つからない写真が表示された場合は、「見つからない写真を確認」を選びます。
  4. 「以前の場所」「登録元」「最後に確認できた日時」「状態」を確認します。

元ファイルを戻した場合

  1. 元の写真ファイルを登録フォルダへ戻します。
  2. 外付けドライブやNASの場合は、接続を確認します。
  3. 「もう一度確認」を選びます。

不要なライブラリ記録を除外する

  1. 対象と枚数を確認します。
  2. 「見つからない○枚を除外」を選びます。
  3. 確認画面の説明を読み、ライブラリ記録だけを除外します。

17

購入を復元する

  1. Macがインターネットへ接続され、購入時のMac App Storeアカウントを利用していることを確認します。
  2. Libriaの「設定」を開きます。
  3. 「情報 / ライセンス」→「購入情報」を選びます。
  4. 「購入を復元」を選びます。
  5. 購入状態を確認します。購入済みの場合は「購入済みです。既存の機能は引き続き利用できます。」と表示されます。

復元できない場合は、インターネット接続とMac App Storeのアカウント状態を確認し、時間を置いて再試行してください。

18

よくある質問

写真をLibria専用の場所へ移動する必要がありますか?

必要ありません。普段使用している写真フォルダを登録して利用できます。Libriaは元の写真を専用ライブラリへコピーせず、サムネイルや検索用データをMac上に作成します。

登録した元の写真は変更されますか?

Libriaは登録フォルダの元写真を変更しません。フォルダの登録解除や、見つからない写真のライブラリ記録を除外する操作でも、元の写真ファイルは削除されません。

無料体験はインストールすると自動で始まりますか?

いいえ。初回画面の「フォルダを追加」を選び、ライセンス通知の「購入情報を表示」から購入情報画面を開いて「14日間の試用を開始」を選ぶまで始まりません。開始時には、Appleメディアサービスへのサインインを求められる場合があります。

フルアンロックは月額料金ですか?

月額料金ではなく買い切りです。価格は、Mac App Storeまたはアプリ内の購入画面に表示される価格をご確認ください。

AI検索のために写真が外部へ送られますか?

検索のために写真ライブラリを外部のAIサービスへ送信しません。写真認識、AI検索用データの作成、検索処理はMac上で行われます。

AI検索の準備中でも写真を探せますか?

写真の閲覧と通常検索は利用できます。AI検索は、対象写真のAI検索用データが準備できた範囲で利用できます。

RAW写真を登録できますか?

macOSで読み込めるRAW形式を対象にしています。埋め込みプレビューや同名のJPEGを表示に利用する場合があり、すべてのRAW形式への対応を保証するものではありません。

NASの写真は自動的に更新されますか?

ネットワークフォルダは自動更新されません。NASへ接続したうえで、必要に応じて「このフォルダを再スキャン」またはライブラリの変更確認を行ってください。

19

トラブルシューティング

検索結果が表示されない

検索語を短くする、別の言葉を使う、フォルダの検索範囲を「すべての写真」に戻す、フィルターを「すべてクリア」する、の順に確認します。

フォルダを追加できない

無料体験またはフルアンロックの状態を確認し、フォルダ選択画面で写真が入っているフォルダ自体を選びます。アクセス権を失った場合は「場所を変更」で同じフォルダを選び直します。

外付けドライブやNASの写真を開けない

ドライブをMacへ接続するか、Finderでネットワーク共有へ接続します。その後、「フォルダの接続状態を再確認」を実行します。

AI検索の準備が進まない

「設定」→「ライブラリと検索」の「AI検索用データ」で状態を確認します。外付けドライブやNASを利用している場合は接続とアクセス権を確認し、表示される案内に従います。

写真が見つからないと表示される

元ファイルを登録フォルダへ戻して「もう一度確認」を実行します。不要になった記録だけを消す場合は、対象を確認してから除外します。

購入情報を読み込めない、購入を復元できない

インターネット接続とMac App Storeのアカウント状態を確認し、しばらく待ってから「購入を復元」を再試行します。

20

プライバシーとローカル処理

写真の認識、検索用データの作成、AI検索はMac上で処理されます。検索のために、登録した写真ライブラリを外部のAIサービスへ送信しません。

サムネイル、プレビュー、写真情報、検索用データ、AIによる分析結果はMac上に保存されます。Mac App Storeの商品情報の取得、購入、購入の復元には通信が必要になる場合があります。

Libriaプライバシーポリシーを読む

21

サポートへの問い合わせ

このマニュアルで解決しない場合は、次の情報を確認してお問い合わせください。

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